昨夜、東京から秋田に帰りました。

なんと、実家の前で何十年かぶりに ほたる を見ました!!
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子どものころは、今頃は毎晩うじゃうじゃいたものです。手で捕まえられるほどいました。捕まえて来て、蚊をよけるための かや の中にほたるを放して一晩中たのしんだりしていました。

それが、農薬を使うようになって激減。追い打ちをかけるように、用水路を自然のものからコンクリートで固めたものに変えて絶滅に近い状態でした。

用水路に住んでいた、タニシや昆虫も激減しました。アメンボやタガメなども普通にいたのに、すっかり見かけなくなりました。エサもなく、ますますほたるにとっては生きにくくなったのでしょう。

それが、それがですよ。実家の前の田んぼにいたのです。立ち止まって数分みとれましたよ!!

農薬の散布の量が減ったのか? 農薬の質が改善されたのか? その辺はよくわかりませんがうれしいことです。

さて、私たち日本人が普通ほたると呼んでいるものは、ほとんどがゲンジボタルだそうです。

ウィキペディアによると

おもに熱帯から温帯の多雨地域に分布し、世界にはおよそ2,000種が生息しているとされる。幼虫時代を水中ですごす水生ホタルと陸上の湿地ですごす陸生ホタルがいる

日本で「ホタル」といえば、本州以南の日本各地に分布し、5月から6月にかけて孵化するゲンジボタル Luciola cruciata を指すことが多い。日本ではゲンジボタルが親しまれていて、これが全てのホタルの代表であるかのように考えられるが、実際には遥かに多様な種がある。国内には約40種が知られるが、熱帯を主な分布域とするだけに、本土より南西諸島により多くの種がある。

さらに南に下った台湾では約58種が生息しており、初夏にホタルを鑑賞する観光行事も行われている。

ゲンジボタルの成虫が初夏に発生するため、日本ではホタルは風物詩ととらえられているが、必ずしも夏だけに出現するものではない。たとえば朝鮮半島中国対馬に分布するアキマドボタル Pyrocoelia rufa は和名通りにに成虫が発生する。西表島で発見されたイリオモテボタル Rhagophthalmus ohbai は真に発光する。

国内でも40種類もいるんですね。しかも驚いたことに、真冬に発行するほたるが西表島にはいるんだ!世界中に2000種類もいれば、光る時期もちがえば、光り方もちがうんですね。

ほたるの食べ物は

多くの種類の幼虫は湿潤な森林の林床で生活し、種類によってマイマイキセルガイなどの陸生巻貝類やミミズヤスデなどといった土壌動物の捕食者として分化している。日本にすむゲンジボタルヘイケボタルクメジマボタルの3種の幼虫は淡水中にすんでモノアラガイカワニナタニシミヤイリガイなどの淡水生巻貝類を捕食するが、これはホタル全体で見るとむしろ少数派である。また、スジグロボタルの幼虫は普段は陸上で生活するが、摂食時のみ林内の小さな湧き水や細流の水中に潜り、カワニナを捕食していることが知られている。ゲンジボタルやヘイケボタルなど水生の種では、幼虫・成虫ともに水草スイカのような香りがある。

多くの種類の成虫は、口器が退化しているため、口器はかろうじて水分を摂取するぐらいしか機能を有していない。このため、ほぼ1-2週間の間に、幼虫時代に蓄えた栄養素のみで繁殖活動を行うことになる。海外の種の中には成虫となっても他の昆虫などを捕食する種類がいる

水辺に棲んでいるから水辺の生き物と思っていたけど、水辺で生息しているほたるの種類の方が少ないとのこと。これも全く知りませんでした。

成虫の命が短いことは知っていました。わずか1~2週間。これはセミなどの昆虫もそうですね。成虫になると、ほとんどエサをとらない。蚕なんか、口が退化していてまったく食べません。

生きる目的のほとんどが子孫を残すこと、これは自然の摂理ですね!

なぜ光るのか? それも子孫を残すために発光する能力を獲得した、という説が有力です。

ホタルが発光する能力を獲得したのは「敵をおどかすため」という説や「食べるとまずいことを警告する警戒色である」という説がある。事実ホタル科の昆虫はをもっており、よく似た姿や配色(ベーツ擬態、ミューラー擬態)をした昆虫も存在する。ただし、それらは体色が蛍に似るものであり、発光するわけではない。

や幼虫の時代にはほとんどの種類が発光する。成虫が発光する種は夜行性の種が大半を占め、昼行性の種の成虫では強く発光する種も存在するが、多くの種はまず発光しない。夜行性の種類ではおもに配偶行動の交信に発光を用いており、光を放つリズムやその際の飛び方などに種ごとの特徴がある。このため、「交尾のために発光能力を獲得した」と言う説も有力である。一般的には雄の方が運動性に優れ、飛び回りながら雌を探し、雌はあまり動かない。成虫が発光する場合はも発光するので、このような種は生活史の全段階で発光することになる。昼行性の種では、光に代わって、あるいは光と併用して、性フェロモンをコミュニケーションの媒体としていると考えられる。

優雅に夏の夜を飛び交うほたるを、絶滅させたくはありません。効率の良い生活だけを求めて、人間の勝手で自然を破壊したり、生態系をいじったりしてしまったけど、考える時期にきているのだと思います。

ほたるの保護と復活 については、こう書かれています。

多摩動物公園昆虫館でホタル飼育技術を確立した矢島稔は、昭和40年代以来、皇居ほか各地のホタル復活に手を貸してきた。現在では自然保護の気運も高まり、自然回復や河川の浄化を含めて、自治体などの取り組みとしてゲンジボタルの保護や放流が行われるようになっている。

しかし、ホタル復活を謳いながら実はビオトープが「造園業者が手掛ける箱庭」「人寄せパンダ」に過ぎなかったり、ホタルの養殖販売業者からホタルの幼虫や成虫を購入して放すだけだったりする場合も少なくない。ホタルをめぐってのトラブルも各地で発生しており、解決すべき課題も多い。

      • ホタルを放流したはいいが、川辺の護岸や植生により定着できない
      • ホタル狩りの観光客がライトを点灯させ、ホタルの活動が妨げられた
      • ホタル狩りの観光客が道を塞ぎ、地域住民の交通に支障を来たした
      • 川を汚さないようにと、子供たちの川遊びまでも禁止された
      • ホタルとコイを同じ水域に放流した

なお、他地域のゲンジボタル、または幼虫の餌となるカワニナを放流することは遺伝子汚染を引き起こすため、行うべきではない。


一度便利な生活を体験してしまうと、人間、怠け癖がついて、なかなか元にはもどれません。でも、ここで今一度、全員がちょっとだけ不便な暮らしをしてみる覚悟が必要なのかな、と思いました。

それと、自然界では子孫を残したら死んでいきます。私も自然の一部です。子どもたちが結婚し、初孫も生まれました。その意味では、私は大役を務め終えることができました。感謝です。

だとしたら、まだこうして元気で生かされていることに感謝し、自分にできることで社会貢献していこう。そんなことも考えました。

幽玄なホタルの煌めきを、また来年も、ずっと先までも見られるよう、大切に保護していかないといけないですね。


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