つい最近まで「ニットデザイナー」と名乗っていました。

いろいろな手芸本に作品を載せていただいたし、NHKのすてきにハンドメイドにも2回も出させていただいた。こんな監修本も出させていただいた。

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こちらは廃盤になったようだけど、最初の著作本でした。たしか2008年だったわ。
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秋田への移住をきっかけに、もうこの仕事は引退すると決めました。秋田県で始めた手編み教室も、手編みサロンとして趣味の会にしました(かぎ針編み認定講座を取得したい方がいたら個別に対応します)

今は、実家の森川農園のPRとお手伝いに力を入れています。そして、ネットショップを細々と運営していて手芸用品や雑貨を売ってます(笑)

ニットデザイナーにまったく未練はありません。仲間のブログやFBを見ても、なんだか遠い世界のことのような感じがします。つい最近まで私もそこにいたのだという実感がわいてきません。

時々、誰かのすごい作品がアップされると、思わず イイネ!! を押してしまうけど、以前のようにそれを見て焦ったり嫉妬したりはしなくなりました。

一気にやめてしまうつもりだったけど、数年前からの仕事が継続中でした。それが終わるまでは責任があるので続けなくてはなりません。

その仕事が夏の終わりまで。一番、私が不得意とする分野です。目が疲れるし肩もこる。なにより気を使う。細心の注意が必要とされます(/TДT)/ 

それって、おおざっぱな私の性格では特につらいことです。溜息です、ふぅ~~~。あと少し頑張ります。


ここからは、最近のハンドメイドブームについて、仕事を離れたからこそ言える事を書きます。

・ 手作り作家や手芸教室では、お金持ちになるのは超むずかしい を書きました。

・ かっこよく見えるけど下請けでしかないメーカーの仕事 と言うことも書きました。

・ もっとお金のことをシビアに考えないと仕事にならない ということも書きました。

手作り系の仕事を目指している人はビジネス経験が少ない上に、究極の貧乏人はいないので、コンサルやセミナーになにかとお金を払ってしまう人が多いのです。

この仕事で食べている人は、本当にひとにぎりです。

たとえば、今日、だんなさんが交通事故で亡くなって、明日から子供3人を食べさせて学校にやらなくてはならないという人が、「ハンドメイドで起業します!」なんて言ってられるか? まずいないでしょう。

てっとりばやく現金が入ってくる仕事をしなくてはいけないでしょう? ハンドメイドで起業するという人は、だからそれどほど生活に困っていないのです。ご主人がいるか、他に仕事をもっていて副業ではじめる人が多いです。

つまり、コンサルタントさんやセミナーに、お金を払って勉強しようという人が多いし、払える能力がある人が多いのです。

しかもあまりビジネス経験がないので、よいセミナーかよいコンサルタントさんか見極められない。要するにカモになりやすいのです。

コンサルタントさんや、セミナーの先生たちは、もちろん自分のクライアントさんの売り上げをよくしよう! 売り出してあげよう! と思っている人がほとんどです。

でも、ビジネス経験のない初心者の主婦がいるから、仕事として成り立っている人もいる。企業のコンサルタントとしてやっていける実力がない人が多いのが実情です。

企業のコンサルって、ハンドメイドの仕事のコンサルタントとレベルが全然違います。気合と根性でがんばれ! なんていうレベルではありません。

今、大流行のハンドメイド系のコンサルタントさんたちの記事を見て(私もそのはしりのような事をしていた時があったわ!) 以前は、全部読んでチェックしていたなぁと懐かしく感じる。

そして正直、この金額をコンサルに払って、ペイできるのは何人いるだろうか? と思うけれど、そんなことは営業妨害になるから声高には言えない。

私もその仕事をしてみて、もらった金額以上の成果をあげる実力がなく、申し訳ない気持ちになって今はやっていない。私ってそういうところがバカ正直だから、仕事人として一流になれない。

子どもの塾の先生が、あずかった子どもの成績が上がらないのを苦にやめたなんて話は聞いたことがない(笑) だって成績が上がらないのはその子のやる気がないせいだし、正直、生まれつきの能力もあるから。

ハンドメイド作家さんや手芸教室の先生だって、コンサルタントさんについてものすごく伸びる人もいるけど、あんまり変わらない人のほうが多い。子どもの塾と同じ。

お金を払って指導を受けたら、あとはその人の努力次第です。そしてセンス次第です。

私は、塾の先生ももしかしたら勤まらないかもしれない。一応、国立大の教育学部を卒業しているし、高校2級、中学校と小学校は1級の教員免許をもらったのよね。でも、こんなお人好しだからきっとできないわ(笑)

そして、マーケットプレイス。多くの人が登録して、自分の個人情報をタダで教えてあげちゃう。

マーケットプレイスだって、もちろん自分の会員さんが売れっ子になってほしいと思っていることでしょう。でもタダで個人情報をゲットできちゃうのよ!!

江戸の時代から火事の時には、呉服屋さんは反物ではなく 帳簿=顧客名簿 を持って逃げたといいます。昔も今も、個人情報はお宝なのです。

そして、ハンドメイドブームでみんなが作家を目指せば、材料や道具が売れます。

昔のゴールドラッシュの時、アメリカでは何が起こったか? 金を掘り当てた人はほんの数人で、あとは全く儲からず、やってきた砂金堀りを相手に商売をした人たちだけが儲かりました。

マスコミがハンドメイドが流行っているとあおっても、冷静に数字を追って考えなくては、砂金堀りと同じになります。

ニットデザイナーの仕事をやめた今だから言えることです。業界の人たち、ごめんなさいね。こんな私がグダグダ言っているのはいやでしょうね。すみません。

現状を知らなければ、打破する方法も思いつかないでしょう? そう思って私から見た現状を書いています。

この現状を打破して、私の考えもしなかった事をやってのける人が現れてほしい!! 
そう切に願っているのです。

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